2026/01/27 OEM

「素敵な商品を思いついた!絶対売れる!!」
こんなとき、みなさんはどうされますか?
「つくって売ろう!」
きっとそう考えると思います。
そして次に考えるのは、商品をつくる方法です。
一般的であれば、「商品をつくる設備を導入して人を雇って・・・」
ということになろうかと思うのですが、初期費用に一体いくらかかるのでしょうか?
「とても資金が追いつかない、これではすぐに商品をつくって売ることはできない・・・」
そう考えて断念することになるかもしれません。
そんなときに活用したいのが、OEM(Origina Equipment Manufacturing)です。
「ちょっと待って!それってODMとPBと何が違うの?」
そんな風に思った方、いらっしゃるかと思います。
ここでは、OEMと合わせて、OEMとよく似たODM、PBについても解説してまいります。
OEMとは、簡単にいえば商品を委託してつくることです。
実は、OEMには2種類あるのをご存知でしょうか?
主導するのがどちらかという点で異なるわけですが、実際にどのようなことなのか詳しく見ていきましょう。
OEM企業が新商品を開発しました。
OEM企業が自社で販売するよりは、ブランド名のある企業名で販売したほうが確実に売れそうです。
そこで、OEM企業は、ブランド企業に「この新商品を貴社名で販売しませんか?」と提案する場合です。
この場合、企画・設計・材料調達・製造は全てOEM企業が行ない、販売のみブランド企業が行なうことになります。
ブランド企業が、新商品を考えました。
しかしながら、自社で製造するとなると莫大なコストがかかってしまいます。
そこでブランド企業は、OEM企業に製造を委託することにしました。
いわゆる受注生産です。
この場合、企画・設計・材料調達・販売をブランド企業が行ない、OEM企業は製造のみ担当するということになります。
ただし、両者の話し合いにより、材料調達はOEM企業で行なうなど必ずしも上記に挙げた役割分担になるとはかぎりません。
OEMについて何となくお分かりいただけたかと思いますが、このOEM、実はさまざまな業界で既に取り入れられているため、私たちの身近にもOEM商品があふれています。
身近な例を挙げてみましょう
分かりやすい例は、自動車業界です。
マツダのフレアという車ご存知でしょうか?
これはスズキのワゴンRのOEM製品です。
また、トヨタのピクシスエポック、スバルのプレオプラス、いずれもダイハツのミライースのOEM製品です。
軽自動車においては、生産ラインを持っている企業が少なくなっています。
そのため、OEMが盛んに行われているのです。
ODMとは「Originak Desigh Manifacturing」、PBは「Private Brand」です。
それでは、それぞれについて見ていきましょう。
ODMとは、オリジナル製品の設計から製造までという意味です。
OEMは、基本製造のみでしたが、ODMは、設計から製造までをODM企業が行ないます。
つまり企画と販売は、ブランド企業が行なうということです。
ブランド力があるブランド企業にとっては、スピーディーに新商品を生み出すことができ、ブランド力を最大限に活かした新商品の開発&販売に集中できるので、ブランド力をより一層高めることができるというメリットがあります。
しかしながら、実際のところOEMとODMは差別化が難しいところでもあります。
OEMであっても実際にはODMのような役割をOEM企業が担っている場合も多々あります。
用語だけを捉えていえば、
OEMは、製造部分のみODMは、設計・仕様と製造まで
ということになります。
PBとは、今ではすっかりお馴染みになりましたプライベートブランドのことです。
スーパーやコンビニの商品でもよく見かけますよね。
OEMはメーカーが製造をOEM企業に委託しますが、PBはスーパーやコンビニなど小売業者が商品を企画、製造担当の企業に依頼し、小売業者のブランド名で販売する商品のことを指します。
例を挙げていえば、トップバリュやセブンプレミアムなどがPBのブランド名です。
PBができた当初は、OEMによく似た仕組みでしたが、近年では自社で製造工場を持っているところやOEMと同じくメーカーに依頼するケース、メーカーと販売店との共同開発などさまざまな方法によってPBがつくられています。
それでは、OEMのメリットについて委託する側、される側両者それぞれのメリットについてご紹介いたしましょう。
自社で製造するとなると、手間もコストも人手も必要です。
しかしながら、委託してしまえば、委託する側は、製造コストを抑えることができるばかりか、経営や企画・販売に集中することができ、より良い商品を適切な価格で消費者へ届けることができます。
OEM企業のメリットは、2つです。
これまでの生産技術ではできないものもあるかもしれませんが、その場合、新たなノウハウを手に入れることができ、製造技術もアップします。
それにより新規開拓が可能になるでしょう。
また生産量が上がることにより、売上アップも望めます。
次にOEMのデメリットについて、委託する側、される側両者について見ていきましょう。
委託する側は、製造に関しては全く関わらないので、製造技術が向上することもノウハウが増えることもありません。
それどころか、これまで合った自社のノウハウを使ってOEM企業を指導することで、将来的にOEM企業が競合になる可能性を秘めています。
自社で製造した商品であっても市場にはブランド企業の名前で出回ります。
そのため、自社ブランドが世間に認められることはありません。
またクライアントの受注数によって売上が左右されるので、月によって売上のバラツキがあるというのは、経営上のデメリットであるといえます。
OEMは、ご紹介したようにメリットデメリットあるものの、大変魅力的なシステムではあります。
しかしながら、パートナーシップを結ぶとなると、信頼できる相手でないといけません。
しっかりとコミュニケーションを取りつつ、委託する側は、自社ブランドの品質を保つためにも、契約時に商品品質の詳細についての取り決めや責任の所在の確認なども怠らないようにしましょう。
dou?では、木のおもちゃのOEM制作を承っております。
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