2025/11/07 子育て

お子さんの100日祝い「お食い初め」のやり方とは?
お子さんが生まれて生後100日になったときに行なう伝統行事があります。
「お食い初め(100日祝い)」です。
皆さん、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ここでは、知っているようで知らない「お食い初め(100日祝い)」についてご紹介いたします。
お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日を目安におこなうお祝いのことです。
百日祝い(ももかいわい)、歯固め(はがため)、真魚始め(まなはじめ)、箸揃え(はしぞろえ)、箸初め(はしぞめ)、食べ始め(たべはじめ)など、地域によってこのような呼び方をすることもあります。
100日というものの、必ずしも100日目にお祝いをしなければいけないということはありません。
生後100日はあくまでも目安なので、ご家庭のタイミングで行なえばよいのです。
この「お食い初め(100日祝い)」はもともと平安時代から続く伝統ある行事だと言われています。
「赤ちゃんの健やかな成長と、これから先、食べることに困ることなく生活できますように」という願いを込めて行われるのが「お食い初め(100日祝い)」なのです。
お食い初め(100日祝い)は、実際にどのようにすればいいのでしょうか?
具体的にご紹介いたします。
お祝い膳用食器は、漆の食器を使用するのが正式です。
また正式には、男女で色が異なる食器を使います。
男の子は内側と外側が朱色の食器、女の子は内側が朱色で外側が黒色です。
祝箸は、柳で作られた両端が細くなっているものが正式なものですが、このときにしか使用しない箸であるため、自宅にある食器や出産祝いでもらったベビー用食器を代用している方も多いです。
歯固め石は、神社の境内の石もしくは河原から拾ってきた2~3センチ程度の大きさのもの3つほどを用意しますが、歯固め用の石として販売もされています。
お祝い用の料理は、次の5つが基本です。
1,尾頭付き鯛
2,飯椀
3,煮物
4,お吸い物
5,香の物
尾頭付き鯛は、お食い初め(百日祝い)に限らず、お祝いの席でよく用いられますよね。
おめでたい席では欠かせない料理です。
飯椀については、祝いの席に欠かせない赤飯を準備することが多いですが、白米などでも良いとされています。
煮物は、お祝いにふさわしい紅白を彩った人参と大根を使用したものがおすすめです。
野菜に飾り切りを施せば、より見栄えも良く華やかになります。
お吸い物の具材には、はまぐりなどの貝類を使用することが多いですが、その他季節の食材などを入れる場合もあります。
香の物は、地域によって異なりますが、紅白を彩った人参と大根のなますを添えることが一般的です。
お食い初め(100日祝い)の進め方について見ていきましょう。
基本は、お食い初め(100日祝い)の参加者のなかで一番の年長者が行ないます。
また、男の子なら祖父、女の子なら祖母というように、赤ちゃんと同性の人が務めます。
しかしながら、近年では、祖父母が同席せず、両親だけの場合も多々ありますので、その限りではありません。
お食い初め(100日祝い)のお祝い膳は、食べさせる順番があります。
基本的には、次の順番で口に運んでいきます。
ただし、生後100日の赤ちゃんはまだ食べることができないため、口元まで運び、食べさせる真似をします。
飯碗→お吸い物→飯椀→尾頭付き鯛→飯椀→お吸い物→飯椀→煮物→飯椀→お吸い物→飯椀→香の物→飯椀→お吸い物→飯椀→歯固め石
もちろん、最後には、歯固めの儀式として小石に箸を軽く当てて、その箸で赤ちゃんの歯ぐきに箸を軽く当ててあげて終了です。
赤ちゃんがこの世に生を受け、生後100日目あたりに行なう儀式である「お食い初め(100日祝い)」。
赤ちゃんが健やかに育つようにと願いを込めて行なう伝統儀式であるので、ぜひ行いたいものです。
以前は、自宅で行なうことが多かったお食い初め(100日祝い)も、近年、自宅以外のさまざまな場所で行なうようになりました。
祖父母と一緒にお祝いする場合は、パパママどちらかの実家で行なうことも多いですが、このほかホテルや料亭で行なう場合も増えています。
ホテルや料亭では、お食い初めプランなどを設けているところもあります。
上手に活用すると準備も楽ですし、豪華にお祝いすることができます。
ホテルや料亭は敷居が高いという方は、レストランという選択肢もおすすめです。
パパママをはじめ、両家の祖父母も交えて、赤ちゃんの成長を願うというのは、実に微笑ましいものです。
赤ちゃんを囲んで、ぜひ楽しいお食い初め(100日祝い)にしてください。