2026/05/07 子育て

お宮参りは、日本に古代から伝わる伝統的な子どもの行事のひとつです。
「でもお宮参りっていつ行けばいいんだろう?」
そんな風に思っている方結構いらっしゃるのではないでしょうか?
また
「お宮参りって何着ていけばいいの?」
「お宮参りのマナーってある?」
など、お宮参りについての「?」は尽きません。
ここでは、
などについてご紹介いたします。
お宮参りは、赤ちゃんが無事に産まれてきたことへの感謝と赤ちゃんの健やかな成長を願い、自宅近くにある氏神様にお参りをするというものです。
昔の人は、自宅出産だったため、お母さんと赤ちゃんの負担にならない自宅近くの神社で参拝していたため、今でもお宮参りは自宅近くの氏神様にお参りをすることが慣わしとされています。
しかしながら一方で、その流れも徐々に変わってきつつあります。
近年では、人気の神社や家族ゆかりの神社などでお宮参りをするご家庭も増えてきました。
またお宮参りだけでなく、親戚や親しい友人・知人などを招いて食事会を催したり、記念撮影を撮るといった一大イベントになりつつあります。
お宮参りは、その昔「産土詣り(うぶすなまいり)」と呼ばれていました。
今では考えられませんが、はるか昔にはお産は汚れたものだと考えられていた時代がありました。
そのため、出産を終えたお母さんの忌明けと赤ちゃんの氏子入り儀式として、産土詣り(今でいうお宮参り)が行われていたのです。
またお産が汚れているものと考えられていたころは、お宮参りにおいては父方の祖母が赤ちゃんを抱くのが正式とされていました。
しかしながら、近年では両家の両親を呼んで参拝することも多いため、家族や祖父母で交代しながら抱っこしている微笑ましい光景を見かけることが多くなりました。
「お宮参り」と呼ばれるようになったのは、鎌倉・室町時代の頃からだと言われています。
ちなみに、お宮参りのことを「初宮参り(はつみやまいり)」「初参り(はつまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」などと呼ぶ地域もあります。
お宮参りの時期は、一般的には赤ちゃんが生後1ヶ月から100日までの間とされています。
生まれた日を1日目と数えて、男の子が生後31日もしくは32日目、女の子が32日、33日目にお宮参りを行なうとされています。
ただし、これはあくまで目安です。
体調に不安がある場合は、これにとらわれなくて大丈夫です。
生後3ヶ月までを目安にいくと良いでしょう。
大切なのは、赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちなので、あまり形式にとらわれる必要はありません。
ちなみに地域によっては、お宮参りを生後100日に行なうお食い初めと兼ねる場合もあります。
また日本には、古代から伝わる六輝(大安・仏滅・赤口・友引・先勝・先負)があります。
お宮参りと六輝は関係ないとされていますが、「大安」を選ぶ人が多いです。
とはいえ、基本は赤ちゃんとお母さんの体調が一番。
母子の体調や天候などを考慮したうえで、日程を決めると良いでしょう。
お宮参りの服装の決まりはありませんが、一般的な服装の傾向についてご紹介します。
赤ちゃんのお宮参りの服装は「白羽二重(しろはぶたえ)」です。
着物の上に祝着(のしめ)を羽織るのが、赤ちゃんのお宮参りの正装とされています。
ただし、近年は可愛いベビードレスもたくさん売られているので、お気に入りのベビードレスを着せてお宮参りするご家族も増えています。
<男の子の服装>
男の子の祝い着は、出世や大成を表す「熨斗目模様(のしめもよう)」が定番です。
人気なのは、虎や龍、兜、宝船といった力強い男の子らしいデザインです。
色は、紫、黒、濃紺、新緑などが人気です。
<女の子の服装>
女の子の祝い着は、「友禅模様(ゆうぜんもよう)」が定番です。
花や蝶、手毬、鈴、御所車といった優美なデザインが人気です。
色は、赤やピンク、黄色など華やかな色が人気です。
特にルールはありませんが、赤ちゃんの衣装と格を揃えましょう。
また赤ちゃんが和装なら訪問着や色無地、付け下げといった着物で、赤ちゃんが洋装なら紺やグレー、ベージュや黒などのワンピースやセレモニースーツが良いでしょう。
神社は階段や砂利道も多いので、歩きやすいローヒールがおすすめです。
着物の色は、淡いピンクや若草色、グレー、ベージュなどがいいですね。
カジュアルすぎる服装は避けて、神聖な場所に相応しい服装を選ぶことをおすすめします。
男性もカジュアルな服装は避け、控えめで落ち着いた服装を選びましょう。
赤ちゃんや女性が着物を着ていても男性は無理に和装を着なくても大丈夫です。
紺やグレー、黒など落ち着いた色味のスーツでOK。
シャツは白やグレーの無地がおすすめです。
ネクタイは白以外の落ち着いた色、紺やグレーが良いでしょう。
赤ちゃんや家族の服装の色合いとネクタイの色を合わせるのもいいですね。
お宮参りのマナーといっても、通常の神社の参拝方法となんら変わりはありません。
次のような流れで参拝しましょう。
神社によっても異なりますが、初穂料の相場は、5千円〜1万円です。
新札もしくはできるだけきれいなお札を紅白の蝶結びの水引がついたのし袋に入れて、表書きに「初穂料」と赤ちゃんの名前を記載します。
初穂料は、事前に神社に問い合わせておきましょう。
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたことのお礼と、健やかな成長を願う大切な儀式です。
昔ながらの儀式ではありますが、しきたりにとらわれず、家族や祖父母など大切な人と赤ちゃんを囲んで素敵な時間を過ごしていただきたいものです。